ジュエリーとり とり商店 経産婦なので８cmで分娩室へ移動できる。
ヒナの時は １０cm開くまでダメでした。
車椅子に乗せられ、ようやく分娩室へ。
そうしている間にも陣痛はくる。。。
痛い！でももうすぐ終わる!!
突然いきみたくなってきた!!
今まで陣痛はあったけど、いきみはなかった。。。
本当にもう生まれるんだ。
何度も陣痛がきているのにまだいきんじゃダメ!!と言われ…
まだ子宮口１０cmになっていないので開くのを待っていることを知る。
周りでバタバタと分娩の準備が始まり、医師を呼ぶために内線している
看護師の声など聞こえてくる。
痛い…また陣痛が…痛いぃーー いきみたい!!
いきんじゃダメよ!!もう少しで10cmだから!!
そんなこと言われても…痛くていきみたくて…どうしようもない。
右肩のあたりで
筋肉注射しますね。
と言われて、夏にシロッカー手術の後、何度も腕の中で
血管をまさぐったやたら注射のヘタッピな看護師に注射をされる。
ひぇッ!!この人に注射されるの?!
と思ったものの、
筋肉注射だから誰がやっても同じか…
なんて冷静に思ったりもしました。
分娩台の上で何度も陣痛をやりすごし、そのうち院長先生や
もう一人産科の先生が来てくれ、準備がどんどん進んできた。
酸素吸入？みたいなのも用意され…吸って…吐いて…吸って…吐いて…と
助産師の指示通りに息を整える。
いよいよだ…
はい！息を止めて、いきんで!! と、言われるが…
この３日間痛みをフーフーと逃がしていたクセが抜けず、
いきんで！と言われても、息がもれてしまう。。。
すぐ横で、ウィントも
息を止めて!! と言う。
頭ではわかっているんだけど、できないの～！
でも頑張るッ☆
目の玉が飛び出しそうなほど、息を止めていきむこと数回。
チョキンと切開されて、
いったぁぁーいぃぃーー
おんぎゃぁーー!!!
と聞こえてきて…第一子誕生☆
う…生まれたぁ～
しばらくして胎盤も出てくる。
そして、第二子の方を破膜、破水させられました。
切開されたところは、止血と簡単に縫う処置がされていて痛い。
また陣痛が襲ってくる。。。
痛い…痛いぃぃーー!!!!!
また同じ痛み。。。
別の産科医がモニターを見ながら
「典型的な○○位ですね。」と言いながら、院長先生と打ち合わせしてる。
※この時はよく聞こえなかったけど、母子手帳には
骨盤位-全足位 骨盤位牽引術 と記されています。
そう、第二子は逆子だからここから緊急帝王切開に
なる可能性もあるわけで…
うう…怖い…
でも先生も看護師さんも助産師さんもみんな落ち着いてるから
大丈夫だ…きっと。
そして、またいきむ!!
今度も力いっぱいいきむ!!
おなか押しますね。
と先生に言われて、お腹をぎゅーっと押されて
痛い!!
痛い!!
痛いぃぃーーー!!
おんぎゃーッ
と、第二子誕生♪
お…終わった…逆子だったけど…ちゃんと生まれてきてくれた…
よかった…口の中乾きすぎてカッサカサ…やっと水が飲める
コトラ…ちぃっちゃぁぁーい!!
二人ともちっちゃい!!
ウィントも
お疲れ様ー！
と言ってくれた後に
小さい～!!
と言うが…
全然小さくないよ～双子でこれくらいだったら！
立派！
と院長に言われる。
まぁそうかもしれないけど、普段見ているのが２歳児なので
どうしても新生児は小さく見えてしまうのだ。
へその緒を切られたり、体重量られたりしているのを見つつ…
自分は胎盤出た後に縫われる…痛いんだ…やっぱり。
いろんな処置が終わるのに結構時間がかかる。
その間に先生や看護師さん、助産師さんにお礼を言う。
３日もかかって自分も大変だったけど、たくさんの人にお世話になり
感謝してもしきれないくらい☆
本当に無事に終わってよかった…
ただ、出血が１３４０mlもあったらしく…輸血するほどじゃないけど出血多量で
点滴６本、当分の間分娩台から動かせないと言われる。
双子の場合、一人が産まれて、次が生まれるまでの間に
切開したところなどから、血が流れ続けるんだそうで…
簡単に止血をしてくれていたんだけど
やはり出血多量になってしまったらしい。
第一子が産まれてから１０分後だったから…なるほどねぇ。
そういえば単胎だったけどヒナの時も出血多量で点滴４本だったなぁと
思い出し、同じように寒くてガタガタ震え気分が悪いなと思う。
電気毛布と足元にもホットパックというものを入れてもらう。
しかし、子宮収縮のためにはお腹は冷やさなければならないので、
お腹の上にはアイスノンをのせられる…冷たい!!
伸びすぎた子宮を元に戻すのは大変なんだ…
なかなか身体が暖まらず、震えがおさまらない。
